宮本貴奈
国際的に活躍するピアニスト・ ボーカリスト・作編曲家。茨城県結城市出身。米英に20年在住(ボストン、NY、アトランタ、ロンドン)約30カ国で演奏活動を展開。物語が見えるようなサウンド、繊細かつダイナミックで多彩なピアノスタイルで、ジャズ、ポップス、 弾き語りからオーケストラまでジャンルを超えて幅広く活動。
1998年エドマンジャズピアノ大会で全米優勝、NYで音楽活動を開始、ピアノ・アレンジ参加アルバムが2001年米グラミー2部門ノミネート。2 年連続「アトランタベストジャズ(2年連続)」「ジョージア州で最も影響力のある女性」他受賞多数。グラミー受賞のカーク・ウェイラム(Sax)との連名作【Promises Made】は、ビルボードジャズチャート全米5位。バークリー音楽大学の映画音楽作曲・ジャズ作曲両学科を全学費免除特待生として卒業、ジョージア州立大学ジャズ教育学修士課程卒、同大学講師。
2013年【オンマイウェイ】で日本デビュー(Jazz Life誌アルバムオブザイヤー認定)。八神純子、佐藤竹善、絢香、大黒摩季、サラ・オレイン、小野リサ、May J.、稲垣潤一、城田優、SUGIZO等との共演やアレンジ •プロデュース・楽曲提供、岩崎宏美、タケカワユキヒデ、宮沢和史、今井美樹、杏里などのオーケストラ・管弦楽編曲、SNOOPY クリスマス・オーケストラツアーの音楽監修・ソリスト出演、NHK【日本の話芸】、映画【種まく旅人】【マーチング〜明日へ】他、劇伴音楽も担当。【八神純子TryAngle】、小沼ようすけ(g)との【ダブル・レインボー】、中西圭三らとの【Wa-Oto】、【ブルーノート東京ジャズオーケストラ】メンバー。国立音大ジャズ講師、教育活動、コンサートやイベントの音楽監督、プログラムプロデュースも幅広く手がける。
2020年【ワンダフル・ワールド】発表、 弾き語りでボーカルも初収録。ミュージックペンクラブ音楽賞の全ポピュラー部門にて、最優秀作品賞を受賞。2023年ミューザ川崎シンフォニーホールのジャズ部門ホールアドバイザー就任。就任記念公演は同音楽賞イベント企画賞にノミネートされた。
大槻"KALTA"英宣(ドラマー・作編曲家)
1970年東京生まれ。3歳から電子オルガン、7歳からクラシックピアノ、10歳からドラムを始める。ドラムは日野元彦、岡村孝雄、各氏に師事。
20歳の時にはインストラクターとして活動を始め、自身の出身校でも講師をつとめた。
と同時にCM音楽やゲームソフト等の音楽制作やJ-POPSの作編曲も手掛けるようになり「島谷ひとみ」の「亜麻色の髪の乙女」の編曲者としては、日本レコード大賞の金賞を受賞。その後はよりドラマーとしての活動を活発化させ、TOKU、小沼ようすけ、日野賢二、秋田慎治らとTKYを結成した他、Jazztronikへの参加や、UAのライヴサポート等、ジャンルを超えて幅広く活躍。五輪真弓のツアーサポートの他、自身のリーダーセッション等でレギュラー活動する等、共演者は枚挙に暇が無い。
2008年には自身のグループ「Vertical-Engine」で同名のCDもリリース、2011年には同バンドでデトロイト・インターナショナル・ジャズフェスにも出演。
近年はオリジナルラブの田島貴男氏と河合代介氏と「Original Love Jazz Trio」でも活動し全国のフェスにも出演、クリヤマコトと安井源之新のユニット「リズマトリックス」でも全国をツアーしている。
楠井 五月(Bass)
1985年5月16日 北海道旭川市生まれ
幼少期にエレクトーン、中学からエレキベースを演奏し、法政大学ジャズスタディクラブに入部後コントラバスを弾き始める。井上陽介氏に師事し、在学中よりプロとして演奏活動を開始。
ジャズの伝統に根差した強靭なスウィングビートと様々なジャンルに対応する幅広い音楽性とでバンドサウンドを固める。
2011年より辛島文雄(Piano)トリオに加入し二ヶ月に渡る全国ツアーに参加。小松伸之(Drums)と共に晩年のリズムセクションを務めた。
TOKU(Vocal,Flugelhorn),Charito(Vocal),Geila Zilkha(Vocal),竹中俊二(Guitar),若井優也(Piano),碓井雅史(Sax),多田誠司(Sax)各氏のバンドや多数のセッション、レコーディングなどで活動中。また大黒摩季、Zeebraを始めとしてJ-POPやHIP-HOP等、ジャズ以外にも様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションも多数。
Vladimir Shafranov(Piano) Jesse van Ruller(Guitar) Brenna Whitaker(Vocal)など
始めとして海外ミュージシャンの来日公演のサポートも数多く務める。
また、東京都内を中心に自身のリーダーバンドの活動も精力的に行っている。
2017年初リーダー作となる「Satsuki Kusui & Vladimir Shafranov」を発表。
2020年6月、自身で録音・編集も手掛けたソロベースアルバム「NEW HORIZONS」をBandcampにて発表。
共同リーダーを務めるバンド「SK4」では現時点で2枚のアルバムをリリース、海外公演を成功させるなど、活躍の場がますます広がりつつある。
ホットミュージックスクール、飯田ジャズスクールで講師も務め、各地でのワークショップを行うなど、後進の育成にも力を注いでいる。